雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

上越民主商工会定期総会に参加

2019.07.09

 7月7日の日曜日は、上越民主商工会の定期総会に参加した。
 民主商工会というのは自営の商工業者の集まりで、大工さんから飲食店経営者、化粧品小売りなど実に様々だ。
 私は、弁護士1年生の時にこの民商の事務局長にお世話になった。当時、商工ローン業者の厳しい取り立てによって、商工業者がどんどんつぶれ、連帯保証人が食い物にされていった。自殺を余儀なくされた業者もいた。民商の事務局長は、会員が商工ローンに悩んでいることを聞きつけると、その会員の自宅や職場に本人や本人の家族、保証人を集めさせ、そこに自ら出向いて話を聞いて対策を考えた。時々ボクもその現場について行って一緒に対応策を考えた。まさに自分にとっては実践的な学びの場であった。だから、民商には恩があり、相談者があれば相談を聞き、呼ばれれば必ず行くようにしている。
 今回の総会もおもしろかったなあ。どの団体もいろいろな難題を抱えているのだが、民商というのはさすが自営業者であるからかそれぞれの方々が個性的で明るいのだ。それに若手の会員も結構参加されていた。若手はみんな頼もしく、今後の活躍が期待できそうだ。
 

馬場秀幸  カテゴリー:その他

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