雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

大学入試がなんだかとんでもおかしくなっている

2019.11.26

 大学入試英語の民間試験の導入は延期された。しかし、国語も数学も、このままでは記述式が行われ、それを民間業者が採点することになるなんて、最近まで知らなかった。50万人もの受験生の採点には学生アルバイトも導入されるとか、採点にバラつきがみられる、とかで全然試験制度に信頼がもてない。
 ボクらの時代は共通1次試験であった。マークシートで採点され、2次試験は各大学で論文や記述式など各大学独自の問題が出題される。それでいいじゃないかと思うのだが。民間業者に試験問題や採点がゆだねられることになれば、通常の教育内容ですら民間業者の影響が及んでくる。とんでもなくおかしなことになるんじゃないか?

馬場秀幸  カテゴリー:その他