雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

弁護士の敷居はやっぱり高い???

2019.08.26

 東京在住の50代半ばの女性が相談にやってきた。というのも、数か月前の話だが、元々はこちらの地元の80代の夫婦が私の事務所に来て東京で働いている娘から借金の肩代わりをしてくれとのお願いがあった。本当に支払いをしたほうがいいのかどうかわからなくてと相談に来た。。
 借金を両親にせがむなんて筋違いだし、その借金の支払いだけで根本的な解決ができるかわからないから、娘と直接話をさせてほしいと私はいった。それでその娘に電話したらお盆に帰るしかないのでいうこととなり、本日の相談がやっと実現した(なんか、前に書いた記憶があるなあ)。
 相談も終わり、なんで東京で弁護士に相談しないんだ?と聞いた。そうしたら、弁護士にもいろいろいるし、弁護士は偉そうにしているから・・・話しにくい、と言われた。そうでもないんだけどなあと思うが、弁護士の敷居の高さは実践によって低くしていくしかないなあと改めて思った。なお、彼女の借金の原因は離婚と子どもの奨学金返済などであった。両親がいるのだから地元に戻ればいいではないかと問うたが、東京のほうが仕事がある、ということだった。みんな必死で生きているなあ、としみじみ思った。

馬場秀幸  カテゴリー:仕事