雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

1月17日 北川景子の『女神[テミス]の教室』を観る

2023.01.17

 法科大学院(ロースクール)が舞台の青春群像劇だそうです。
 私が司法試験に合格した頃はまだ旧司法試験時代でしたし、法科大学院の制度もありませんでした。ただし、テレビを観ると、昔も今もやること(法的思考力を身につけるという目的)ははそんなに変わっていない気がしました。
 舞台は、合格率が数パーセントにとどまっている下位ロースクール。学生たちは司法試験に合格することだけを考えているから、それと関係なさそうなことを教えようとする柊木先生(北川景子)がうざったくて仕方ない。学生らの成績も掲示板に張り出され、できる人とできない人との間の関係もギスギスしている。私の時も似たような雰囲気だった。あの頃に戻りたいかといえば、出来が悪かったボクは絶対に戻りたくない(苦笑)。
 ドラマで、建設現場の作業員やビル警備の二重のバイトをしながらロースクールに通う苦学生が登場しています。私の友達にも警備員したり、建設現場で働いたり、塾講師をしたり、バイトしながら勉強していた人がたくさんいました。そういう人こそ頑張ってほしいなあと思うんです。

馬場秀幸  カテゴリー:書籍・映画