警察庁によれば、先月の自殺者は全国で2153人、これは去年の同じ時期に比べて614人、率にして39.9％の増加。男女別では、男性が去年よりも21.3％増えて1302人、女性が82.6％増えて851人となっていて、特に女性の自殺者が大幅に増えている。増加は７月から１０月まで４カ月連続とのこと。

　自殺者の数は長くは年間３万人程度で推移していたが、ここ数年は景気も回復していたために減少傾向にありました。しかし、今年になって増加が顕著になっているといいます。コロナウイルスの影響が長期化して雇用や生活、人間関係などが悪化したことが背景にあると思われます。