雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

11月26日 マンガ家「釣りキチ三平」の矢口高雄さん ご逝去

2020.11.24

 悲しいです。
 私達の小学生時代は、釣りキチ三平の時代でした。
 同級生のA君はお金持ちでいつも彼の家に行くと「釣りキチ三平」の本があり、いろいろな釣り道具を買っていた。
 我が家は、ぜいたくな道具など揃えることはできませんでしたが、それでも雑貨屋で竹竿と浮きを購入し、たい肥場でミミズを捕まえてそれを餌にして、近くの川に毎日のように学校から帰ると釣りに出かけていました。気持ちだけは「三平」の気分でした。
 私のいとこが「釣りキチ三平」の大ファンで、ファンレターを送ったら、矢口さんから返信があって驚いたという話を聞いたこともありました。
 先生は、戦後民主主義の申し子のような存在で、後で中学生時代のことを「蛍雪時代」というタイトルで赤旗日曜版に連載しています。第5巻の「雪の夜」というのがもう泣けてしまう。

馬場秀幸  カテゴリー:その他