今日は、上越市社会福祉協議会で「相続・遺言」の学習会の講師を務めました。
　同じような話は３回目になりました。話はどうしても似たようなことになりますが、それでも少しずつ改善を加えていっています。
　例えば、昨年は相続法の改正内容を盛り込んだのですが、それはやっぱり初心者にはわかりづらく。そのため、今回は思い切り基本の基本を話して改正の話は省略する、その分最近の実務で感じる問題点を入れ込んでみました。
　例えば、１）遺産分割協議で実印と印鑑証明書を持参してほしいと言われるが、なぜそれをする必要があるのか？
　　　　　２）どうして、被相続人の出生から死亡までの除籍謄本などの資料が必要となるのか？
　　　　　３）被相続人の生前に家族が被相続人の預貯金の払戻をすることの問題点
　　　　　４）いわゆる「負」動産がある場合にどのようにしたらいいのか？
　などなどです。

　９時半から始まりました。話が１時間程度。質疑応答が３０分（今回は２件ありました）。そして、その後に個別相談が３０分ずつ２件。開放されたのが１２時でした。とても疲れました。