雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

12月30日 もう少しで殴られるところだった⤵。

2021.12.30

 知人と3人で直江津のスナックで飲んでいた。奥にいた若い男の3人組が騒いでいたので、スナックのママが「もう少し静かに飲みなさい」とたしなめたら、その内の一人がママにくってかかってきた。「オレたちの何が悪いんだ?」みたいなことを言っていた。ママは60代でかよわそうなのに対して、若者は20代で血気盛んそう。どう考えてもママがかわいそうだと思って、間に割ってはいろうとしたら、その若い男に「なんだオマエは?」とからまれた。一触即発の状態になった。他の仲間が「まあまあまあ」と割って入り、新しく店に来た若い女の子たちがその男性に向かって「お兄ちゃん、楽しく飲もうよ!」と声かけてくれて、何とかその場が収まった。
 こっちも酔っ払っていた。しかし、ママが狭い店内で若い男に常識的な注意をしただけで若い男に絡まれて、それを黙って見ているわけにはいかないだろう、そう思ったが、内心「殴られたらどうしよう」とビクビクしていた。居酒屋で喧嘩沙汰で顔面を殴打されて重傷を負ったり、ナイフで刺されたりしたなんて怖い事件を何度も仕事として担当してきた。そんなことも思い浮かぶ。職業病だなあとその時思いながら、足は震えていた。でも、店内にいた客としてどうあるべきだったのかと今も考えている。

馬場秀幸  カテゴリー:日常