雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

12月4日 今週のことば

2020.12.04

宮本亜門「最近の演劇すごいですよ。」(週刊文春12月10日号)
「演出家も役者も劇場もお客さんも、みんなが生きていること、生の感動を再認識している。・・・いつ公演できるかわからないというほんとうは苦しいはずの状況が、演劇人にとって、かけがえのない舞台に立てる喜び、見てもらえる喜びの原点に戻って、感動を観客と分かち合って、レベルが上がってきていると思います」
指揮者小林研一郎「父は、僕が音楽の道に進むことに大反対でした。「音楽なんかやめろ」と僕を井戸に宙づりにするのです」(しんぶん赤旗日曜版12月6日号)小林少年、戦後すぐ。小学校4年の頃。ラジオから流れるベートーベンの第九に涙がながれ、作曲家になろうと決意した。しかし、父親は大反対。井戸に宙づりなんてすごい親だ。ただし、その父も小林少年が中学生の時に作った曲がラジオで流れてからは全力で応援してくれたという。激情家なんですかね。今年は、ベートーベン生誕250年。

馬場秀幸  カテゴリー:その他