雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

4月22日 自分なりに激動の日々③ そうは言ってもやってよかった。

2023.04.22

 いろいろな人に迷惑をかけることになったが、立候補してどうだったかと問われたら、やってよかった、と断言できる。
 自分は今まで人助けをしてきたつもりだった。そのために敷居の低い事務所にしようと心がけてきた。それでも、弁護士は話づらいとか報酬をいくら取られるかわからない、という人が多くてなかなか敷居を取っ払うことは難しかった。当初意図していたわけではないが、私の立候補というのは、自分が敷居を乗り越えて弁護士の自分をアピールしていったことになるのではないかと思う。これによって、少しは弁護士の仕事やその意義を多くの人にわかってもらえたのではないかと思う。当選して議員にもなったわけだから、今後も自分で敷居を乗り越える努力は続けていきたい。
 それから、方々で昔のお客さんに会うことができた。街宣車に乗っていると手を振ってくれた。思わず飛び乗りて握手を求めたら、昔、お世話になった司法書士さんだったということもあった。もう十数年も前に終了した離婚事件のお客さんが、成長した子どもさんを連れながら手を振ってくださった方もいた。
 そして、選挙運動が進むにつれて、事務所を訪れる支援者の数も多くなった。中には選挙を介して知り合いになり、選挙が終わった後も付き合いをするようになった方々もいた。自分が出たことがきっかけで自分の世界の幅も広がったが、他の方も自分と同じ経験をしたわけだから、やってよかったと思う。 

馬場秀幸  カテゴリー:その他