雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

4月26日 酒場も映画館も文化なのだ。

2020.04.26

ボクが思ったこと(4月23日「退屈だなあ・・・がいつまで続くんだろう?」は他の人々も思っている。

 「酒場は単に気炎をあげ、酔っ払うだけの場所ではない。魅力的な店主やママさんがさまざまな客と織りなす「文化的空間」である。ユーモアと機知に富む会話、はじける笑顔・・・。温かな人情が愚痴も不平も包み込む」(朝日新聞2020.4.24)
 これは、朝日新聞編集委員の小泉信一さんのお話。小泉さんは、大衆文化担当で著書に『東京下町』『東京スケッチブック』『寅さんの伝言』がある。
 そう、「酒場は文化」なのだ。

 
 次は俳優の井浦新さんの言葉。「僕は、ミニシアターで生まれ、ミニシアターで育った“ミニシアター系俳優”です。22年間、役者をやらせてもらっているのは、ミニシアターがあったからなんです」高田世界館にも来館された方だ。23歳の時、是枝監督の「ワンダフルライフ」(1999年公開)でデビュー。その作品が上映されたのが、東京・渋谷のミニシアター。「舞台あいさつで全国の映画館を回り、参加した作品を自分で届けに行くことは、僕のライフワークになっていました」「ミニシアターは僕らと世界をつなげてくれる大切な文化施設であり、人間らしく生きるための大切な場所なんです」井浦さんは、是枝監督とともに、政府に緊急支援を求める「ミニシアターを救え!」プロジェクトの呼びかけ人になっている(しんぶん赤旗日曜版2020.4.26)。
 「映画館も文化」である。

馬場秀幸  カテゴリー:その他