雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

4月4日 ピッカピカの1年生、初日は泥道で転んで泥だらけ、二日目は水たまりに落ちてびしょぬれ

2021.04.04

 新学期が始まった。
 小学校に入学した記憶ってのはまだ新鮮に遺っている。それは記憶がいいからではなく、その失敗が余りにもひどかったからだ。
 一日目の入学式は親もついていたから無事だったが、次の日からはどうもなあ。
 その頃の農村は、田んぼの土地改良の工事が広範囲に行われていて道の状態が悪かった。登校日初日は泥道に足を取られて転んでピッカピカの制服が台無しになってしまった。教室のストーブで服を乾かしてもらったが、そんな転んだ奴なんてボク一人しからおらず、これから先どうなるんだろうかと心配した。
 二日目は登校時は無事だったが、下校時に家に着く直前のところでどぶに足を取られてびしょぬれになった。集団登校だったから他の仲間も見ていたし、出向かえに来た親連中にもみられて。恥ずかしいったらありゃしない。とにかく失敗の連続だった。
 それでも、どうにかこうにか生きてきた。失敗なんて大したことないんだと思っている。

馬場秀幸  カテゴリー:その他