雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

5月25日 「正直」であるべきは弁護士も同じこと。

2022.05.25

 『正直不動産』で不動産業者のことをあれこれと書いたけれど、「正直」であるべきは弁護士とて同じこと。ただ、どれだけ自分が顧客に「正直」か?と問われたら、自信はない。
 例えば、弁護士は広告をしている一方で、その広告をみて電話をしてきた客を断ってしまうこともある。これって、弁護士にも相応の理由があるが、不誠実だなあと自分でも思うときがある。せめて、断る理由を明確に説明したほうがいい。「今時間がないんです」「その分野の専門ではありません」とか。「解決の見込みありません」というのは正直すぎて反発を買うかもしれないが、そういわなければいけないときもある。『正直不動産』の長瀬財地のように、どこかから風が吹いてきて、ウソがつけなくなるようになってしまえば、気楽になれるかもしれない。

馬場秀幸  カテゴリー:仕事