雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

5月9日 コロナのとばっちり 面会交流の中止相次ぐ

2020.05.09

 新型コロナウイルスの感染拡大が、離婚などで離れて暮らす親子の面会交流に影を落としている(朝日新聞2020.5。09)。
 当事者団体が、アンケート調査を実施して面会交流への影響を聞いた。男女107名が回答。大半は月1回以上面会していたが、感染が拡大した3月以降「まったく会えなくなった」人が47人(44%)、「頻度・時間が減った」人が34人(32%)いた。
 同居している親が面会に否定的だという理由が多かった(全体の58%)。

 離れて暮らす親と子の面会交流は、どうしても同居親の考えにひきづられることが多い。実際に感染を避けるという気持ちがあるだろうが、中にはコロナによる自粛を面会しない理由にしてしまう人もいるのではないか。実際に対面での交流は避けたいというのであれば、せめてオンラインで話をさせるとか、それがかなわないなら写真を送ってあげるとか、親子の交流への配慮をしてほしい。

馬場秀幸  カテゴリー:仕事