これからの政局を予測してみたい。
　東京オリンピックは一応成功利に閉会した。しかし、菅政権の支持率は低下した。　感染者は日々１万人を超えている。９月上旬、パラリンピック閉会後の菅首相による衆議院解散の芽はなくなった。
　９月の終わりには自民党総裁選挙が実施される。菅総理以外の者の選出される。菅では総選挙の顔にはならないからだ。ただし、それは岸田なのか河野なのか、それとも石破なのかわからない。
　総選挙は、今のところ野党が優勢である。ただし、これから１０月まで予測できないことが次々起こるだろう。総選挙の小選挙区制は世論の雰囲気でガラっと情勢が激変する。自民党も立憲民主党も他の野党もおそらくは死に物狂いだろう。自民党が今の菅首相をそのまま支持して選挙戦に突入するとは思えない。思いがけないことが次々起こるのではないだろうか？あの４年前の希望の党の騒動のように。野党はぶれずにコロナ禍から国民の命と暮らしを守る政権構想とその実践を行うしかないだろう。