２０１９年６月１８日の「雪の街だより」に統一協会のことを書いた。その日は、有田芳生さんが打越さんの応援演説に上越市を訪れていたからだ。まさか、今、統一協会が話題になるなんてその頃は思いもしなかった。
　そこにも書いたが、その昔、高田に統一協会の教会があった。高校生の頃、バス停でバスを待っていたところ、協会の信者に教会に来ないかと話しかけられた。幸い、行かなかった。しかし、もしその時、教会に行って話でも聞いていたら、その後の自分の人生も変わったかもしれない。
　ところで、私に話しかけてきた女性の信者は誠実な方だった。私の悩み事を誠実に聞いてくれた。どうして、そんな誠実な方が、不安につけこんで無価値の壺を高額に売りつける協会に入りこんでしまったのか、よくわからん。協会が良心的な市民を食い物にしているのであれば本当に許せん。そして、そういう良心的な人々を選挙に利用してきたくせに、統一協会が批判されるや手のひら返しで、自分は知らないとか白を切る政治家も余計に許さん。