雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

8月2日 市民シンポジウム「コロナ禍の中の菅政権」の報告 その3

2021.08.02

 次は仲町のスナック経営者の発言。
問1 緊急事態宣言でどのような影響を受けたか?
 昨年4月に緊急事態宣言が出た時にはそれほど影響はなかった。しかし、上越市に新型コロナウイルス感染者が出てからお客さんは激減した。この地域の方は真面目で、新潟に感染者が出て居なくても首都圏で緊急事態宣言が出ると飲みに出ない。その後、仲町でクラスターが発生し、飲食店街は真っ暗になった。私の店はその近くだったため、お客さんからの連絡がひっきりなし、予約の連絡ではなく様子を聞きたいという連絡だった。県の要請もあり1ヵ月は店を閉めたり、時短営業となりました。
問2 コロナ禍で廃業を余儀なくされた店舗はある?
 沢山のお店が廃業されてしまいました。大きな会合や宴会の予約があるお店が最初に影響を受けました、続いて居酒屋、スナック、バー、カラオケ店といった感じに影響を受けた様に思われます。私の知る限りでも20店舗は廃業されてしまいました。
問3 客は戻ってきましたか?
 いまだに戻って来て居ません。常連のお客様でも来店頻度は減少し、会社、職場から飲み会禁止などの声が聞かれます。感染症対策していない店は別ですが、まるで飲食店が悪いような風潮に日々悩まされています。

馬場秀幸  カテゴリー:その他