雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

政治が機能しないときこそ民間の交流をするべきではないのか。

2019.08.23

 韓国最高裁の徴用工事件判決⇒日本の韓国への輸出規制の強化⇒韓国の日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA(ジーソミア))破棄、日韓関係は悪化の一途である。でも、こんな時こそ、地方や民間が日韓の交流を活発にするべきだ。特に上越の新井の地では、韓国系のロッテがホテルアンドリゾート上越妙高を経営し、韓国などアジアからの観光客を呼び寄せて地域の経済に貢献してくれている。
 しかし、現在は国同士の意地の張り合いが日本向け韓国人観光客の激減を招いている。これは新井のホテルにも必ず悪影響をもたらすはずだ。
 国が意地を張っているからと言って地方や個人がそれを静観している必要はない。ホテルアンドリゾート上越妙高は昨年の冬で2年目。名前も周知され1年目に比べて大勢の客が来てスキーや観光を楽しんだ。また、観光客がホテルだけでなく新井の道の駅などを訪れて食事や買い物を楽しんでくれている。
 昨年は、地元の文化人や政治家も、同ホテルを訪れて同ホテルとの交流を深めてきた。その人たちこそ民間の意見交流を活発にして観光資源を維持するように尽くすべきではないだろうか。それが真の友好関係に繋がるのではないかと思う。

馬場秀幸  カテゴリー:その他