2月11日 黒木華『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』は報道関係者への応援歌!! その2
10代の若者の心をとらえていた覆面女子高生、実はおっさんシンガーだった。
凛々子が椛谷にこの件を記事にすると伝えますが、椛谷はそれをためらいます。というのも、椛谷の息子が「AOI」の熱烈なファンで、この事実を知ったら息子が失望するかもしれないと思ったからです。
これに対して、凛々子は、昔の椛谷が書いた記事の一文を引っ張りながら、「事実をどう受け止めるのかは相手次第だが、事実をどう伝えるかは自分たち次第だ」と伝えます。これに椛谷も吹っ切れます。
女子高生の正体がおっさんだったとしても、そのおっさんの曲が多くの人の心を動かしたことは事実。それを伝えることに意味があるのでは?と凛々子は言いたかったのだと思います。
また、凛々子の言葉には、一つの事実はいろいろな意味を持っていて、伝えたいと思うものをみつければ、それは必ず受け手にも伝わる、という信念みたいなものを感じ取れました。そう、これは報道に携わる人たちへの応援歌、そんなことを考えました。