4月16日 ウチの事務所は在宅勤務できそうにない。
なんとなく新型コロナウイルスもすぐそこに迫ってきているんじゃないか?
修習時代に同期だった大阪の弁護士と事件を一緒にしている。打ち合わせは今まで電話でしていたが、そろそろZOOMを使ったらどうかと言われた。
「ZOOM」。ビデオ会議のアプリらしい。パソコンとカメラとマイクがあればすぐにできるらしい。
しかし。知人に電気屋に行ってもらったが、みんな同じこと考えるらしくどこもカメラなどの機材が品薄らしい。そりゃそうだなあ。
それから、在宅ワークもいよいよとなったら考えなければならない。でも、ボクらの仕事はまだ紙媒体が中心である。裁判所に提出するのも相手とやりとりするのもすべて紙である。在宅をするなら書類は持ち帰らなければならない。ただし、その書類は、弁護士も見たい時があるし、職員も見たい時がある。どっちかが持っていってしまうと仕事に支障がでる。在宅勤務はしたほうがいいけれどなかなかウチの事務所は難しいかな。
時差出勤はできるかもしれない。ただし、これは、職員の皆さんの同意を取り付けないと。一日をみんな労働時間と生活時間とに振り分けて、日常生活が成り立っているので、それをいきなり変えるのは職員の皆さんの生活に支障が出ることになる。
今考えること、全国の零細事業所の社長の多くはもうすでに考えているんだろうな。何とかしてみんなで乗り切ろう、と空を超えて呼びかけたくなる。