雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

れいわ旋風

2019.08.01

 (れいわの)「街頭演説を何度か聞いて驚かされたのは、山本代表以外のほぼ無名の候補者たちが発する言葉の強さだった」「元派遣労働者のシングルマザーは「若者が政治に無関心なんて絶対にウソ。政治が若者を、貧乏人を排除している。だったら、こっちは手作りの政治をつくるしかない」「れいわの候補者はみな、自分の生活に根ざした「言いたいこと」を持っていた。それが聴衆の心に刺さった。演説後に何人もが寄付の受付に列をなし、財布から千円札を取り出した光景がそれを物語る」(朝日新聞2019.8.1国分高史「れいわ旋風 心からの言葉 だから刺さった」
 私は3年前から選挙の活動に関わるようになりました。ずうっと不思議だったのが演説です。
 「なぜ、候補者は演説をするのだろう?」
 有権者を感動させたい? だったら感動する音楽を流せばいいんじゃないですか?
 政策を伝えたい? だったら政策集でもチラシでもつくって頒布すればいいじゃないですか?
 なぜ、大衆に直接語り掛ける演説が選挙には必要なのだろうか?なんて大真面目に考えていました。でも、演説によってその人の考えや人柄がわかるんですよね。
 「れいわ」の躍進には様々な論評がありますが、ボクは単純に、生活に根ざした言葉で私たちに語りかけてくれたこと、政治の原点とは何かに気付かせてくれたことを積極的に評価したい。

馬場秀幸  カテゴリー:その他