雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

イギリス政治 これからどうなる?その2

2019.10.30

 ボリスジョンソンの離脱議案が否決され、EUが交渉期限を3月末までの延期を決めたことから、10月31日で合意なき離脱をすることはなくなった。
他方で、ジョンソンの総選挙に労働党の多数も賛意を示したため、12月中旬にイギリで総選挙が実施されることになった。
 合意なき離脱が実現すると、北アイルランドとアイルランドに国境が復活、イギリスとヨーロッパ間には関税が復活し、物資の輸送がしばらくの間は滞り、経済が大停滞するという政府のシュミレーション(イエローハンマーレポート)も明らかになった。離脱が実現すると、北アイルランドやスコットランドの独立問題も再燃するという。
 知人によれば、16~18歳の60~70%が労働党支持だという。また、スコットランド独立党も議席を伸ばすという予測もある。いったいどうなるのか、しばらく目が離せない。それに比べて日本の政治は退屈そうだなあ・・・。

馬場秀幸  カテゴリー:その他