雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

千曲川は川底の砂利が堆積したままだったから惨事になってしまったという。

2019.10.18

 昨日今日と先週の大惨事がまるでウソであるかのような落ち着いた天候だった。
 今週は、相次いで長野の方々とお話することができた。
 千曲川流域は、昔から河川の氾濫に悩まされてきたが、最近は川底の砂利をとっていなかったため川底が上昇し、それで千曲川が決壊したという。また、報道によれば、水につかってしまった多数の新幹線の車両基地はもとは千曲川水系の遊水池だったという(2019年10月20日付「赤旗 日曜版」)。ならば大雨で水が集まるのは当然で、早めに新幹線を長野駅とかに移動することは考えなかったのかなあと思う。決壊の原因などについては原因の究明が必要ではないだろうか。
 自然環境が近年激変したことを自覚し、大災害があることを前提とした対策や行動を心がけないといけないのだろうなあ。

馬場秀幸  カテゴリー:その他