雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

宮田亮平(文化庁長官) にはがっかりだ⤵。

2019.10.16

 宮田亮平は、新潟の佐渡の生まれの人である。新潟の私立北越高校の正門には群れをなすイルカの作品が飾られている。ボクはそれを観たことがある。素人のボクでさえすごく感動した作品だった。東京芸大の学長さんもしていたが、高校のPTAの連合会の会合での記念講演のお話も聞いた。おもしろい話であった。文化長官になったのを聞いて、少しは文化行政もまともになるのではないかと期待した。
 ちなみに宮田亮平は、文化庁長官就任の際、職員を前にして「最初にこんなこと言って申し訳ないが、皆さん明るくない。」「文化とはもっと楽しいものだ。みなさんが明るくなかったら文化は明るくならないし、発展しない」と述べた。
 
 さて、表現の不自由展に対する宮田亮平はどういう立場をとったのだろうか。参議院の予算委員会では次のように回答したという。

「表現の自由は、極めて重要であります。今後とも大変大切であると思っております。
 他方、今回の決定は申請者の手続き上の問題です。その点にもし、誤解が生じるようであれば、理解が得られるように努力をして参りたいと思います。」
 うーん、初心忘れているのだろうか?宮田亮平の答弁、官僚みたいな答弁で、ちっとも明るくないし、おもしろくない。これじゃあ、文化は発展しないぞ(怒)。

馬場秀幸  カテゴリー:その他