雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

1月3日 「1月3日」と聞くだけで「初売り」と連想してしまう。

2022.01.03

 「1月3日」と聞いただけで「初売り」と連想してそわそわ気分になる。
 そう、50年前は、初売りといえば、1月3日であった。1月1日、2日は自宅に籠って家族で過ごす。しかし、子どもの私の気持ちは家族に向かず3日の初売りに向いていた。高田では、いずも屋、大和、長崎屋の百貨店が初売りセールで競い合い、だるまを配ったり、福袋を売り出していた。私は、年末年始でもらったお年玉で好きなモノを買わせてもらうのだ。
 とにかく3日の初売りが待ち遠しかった。それが、「初売り」がいつのまにか「2日」、「1日」になってしまい、そわそわ気分もなくなっていき、「3日」という言葉にだけその余韻が遺された。
 1日にお寺に年始のご挨拶に行った。近くにスーパーマーケット、本屋があり1日から営業をしていた。何もすることがないので立ち寄った。便利なのだが、なんだか正月がのっぺらぼうになってしまっているなあ。

馬場秀幸  カテゴリー:日常