雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

12月13日 北風と太陽

2021.12.13

 相変わらずくだらないことを考えた。
 例えば、北朝鮮に対する韓国の外交を、イソップ童話になぞらえて「太陽政策」などと言ったことがある。
 北風と太陽。
 これは、婚姻関係を断ち切ろうとしている夫婦の一方に対して、他方がどういう態度で臨むべきかということにまさしくあてはまる。北風なのか太陽なのか。つまり、厳罰的な態度で臨んだらよいのか?それとも寛容的な態度で臨むべきか?
 私はどちらの態度も目にしてきた。北風的な対応はこういうものだ。別れようとする相手方が法や道徳に照らして間違っていると非難したり、或いは、仮に別れたら大変なことになってしまうぞと脅す。他方、太陽的な対応というのは、寂しいから別れないでくれと自分の思いをストレートに伝える。
 さて、どっちがいいのだろう?

馬場秀幸  カテゴリー:その他