雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

12月16日 コロナのとばっちりその48 国民の気持ちを察することができない指導者たち

2020.12.16

 5人以上の飲食は、大声になり飛沫が飛びやすくなり感染リスクが高まる、と厚労省の「「静か内マスク会食」をお願いします」に書いてある。ところが、14日菅総理は、8人以上で会食をした。

 これを国会で問われた西村経済再生相「一律に5人以上はダメだと申し上げているわけではございません。」と総理を庇った。また、菅首相も、「当初、ごあいさつをして失礼しようと思ったが、結果的にはそこに40分程度残って、いろんな話をするような結果になった。そこは大いに反省をしている」弁解した。
 いずれの弁解や回答も、国民の気持ちがわかっていない、ただただ自分を守ろうとするだけの発言であり、聞いていて切なさだけがこみあげてくる。

 国民だって、総理がいろいろな方々と会食をしながら情報交換する場面があるというのはわかっているだろう。国民が聞きたいのは自分の正当化や弁解ではなくて、皆さんに自粛を強いているのに配慮が足りなかったという、寄り添う気持ちと反省の言葉のみだろう。なんか守りの姿勢がみえみえで器が小さすぎるんですよね。

馬場秀幸  カテゴリー:その他