雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

4月17日 NHKスペシャル「看護師たちの限界線〜密着 新型コロナ集中治療室〜」を観る

2021.04.17

 看護師たちの闘いの物語でした。いやあ、凄すぎる。25歳の看護師が疲れ果てて退職を決意するシーンは切なかったです。
 一番衝撃的だったのが、看護師さんたちが精魂尽きるほどに働いても、昨年は「夏のボーナス前年の半額」「冬のボーナス前年の6割」「定期昇給の見送り」ということでした。病院がコロナ感染者の受け入れをしたために病院全体の収入が減少し、3つの病棟も閉鎖され、そのしわ寄せが看護師さんたちの給与にいってしまったのです。
 登場される看護師の皆さんいずれも使命感に燃えて仕事をされている。でも、使命感だけではいつまでもつのか。まさに「限界線」を超える前に手を打たないと大変なことになるということを考えさせられました。

馬場秀幸  カテゴリー:その他