雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

5月3日 阿部寛の「ドラゴン桜」第2話を観る

2021.05.03

 「ドラゴン桜」は15年前の人気ドラマだったそうですが、私はなぜか一度も見ていません。15年前ですからね。おそらく「ブラックジャック」「女王の教室」。子どもが観ていた番組を子どもと一緒に観ていました。「ドラゴン桜」は小学生の子どもたちには難しくて興味がいかなかったと思われます。

 さて、今回の第2話。リアル過ぎて辛かった。

 岩崎楓(平手友理奈)はバドミントン部に属し、オリンピック代表候補と言われるくらいの有望選手。しかし、大会本番でひざを痛め、大学推薦をライバルに奪われることになる。
 楓の父母はともに昔はバドミントンの選手だったようだ。父親と母親は、ひざを痛めた楓をいたわるどころか、それを両親に隠していたことを責める。そして、楓が選手の道をあきらめて桜木の下で勉強することを選択しようとうすると、「勉強は何の取り柄もない奴がするんだ」と言って楓の決意を封じ込めてしまう。

 自分たちの果たせなかった夢を子に託そうとする親。「託す」のはいいかもしれないが、度が過ぎるとそれは「押し付け」になる。子を親の所有物と勘違いしてしまうのだ。「親と子とは別の生命体」。これはどんな親でも頭にたたき込んでおく必要がある。

馬場秀幸  カテゴリー:その他