前にも紹介しましたが、日曜１０時のＮＨＫＢＳプレミアムドラマ「珈琲屋の人々」、先日は最終回でした。
　壇蜜さん演ずるおでん屋を切り盛りする女性、実は２年前にＤＶ夫からやっとの思いで逃げてきて一人で飲み屋をやっていた。ところが、ある日、その夫が来て女性に復縁を求める。オレは反省した。もう１回やり直そうよ、と女性に言う。女性は、離婚届けを出して「別れてください」。女性の決意が固いとわかるや、昔のＤＶ夫に逆もどり。オレが反省しているっていうのがわからないのかと言いながら、出刃包丁を持ち出して女性に突き付けようとする。まあ、こんな話でした。

　いろいろな離婚事件をみてきてわかったことですけれど。女性が別れ話を告げる時の決意ってもうがちがちに固いんです。将来の生活の不安、子どもがいる場合には子育ての不安、そういうことを振り切って別れを決意する。その決意の過程を男性は理解しないと絶対復縁なんて無理だよなあと思います。
　
　それから、「反省してる」或いは「生まれ変わる」って言いますけど、正直そういう言葉って相手は聞いてもうんざりすると思うんです。反省言うだけならサルでもできます。それよりも反省をした態度を続けることが大事です。でも、今までの自分の性格や行動を簡単に変えることなんてできません。

　だから、別れを告げられたら。　潔くそれを受け入れるしかないんじゃないか。それでも復縁を求めたいのなら、反省して変わった自分の姿を見せるのしかないのかな。ただし、それは１０年くらいの月日が経たないと信じてもらえないんではないだろうか？