雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

6月4日 コロナのとばっちりその18 マスクをつけて生活する憂鬱な日々

2020.06.04

 我が家にもアベノマスクが届けられた。一つ屋根に6名が居住している。届けられたのは1セットのみ。そういえば一世帯に1セットというのが政府の方針だったなあと今さらながら思い出したが、我が家は市に届け出をしているのは2世帯。何で2セットではないのかと思ったが、どうせ郵便局が一つの住宅には1セットみたいな感じで配っているのだろう。ボクの事務所も一世帯としてカウントされたから、届けられたわけだ。そんな感じで配布方法もいい加減だ。
 そして、配布の理由もいい加減だとボクは思う。6人でマスク2枚。何のためのマスクなのかボクにはわからん。
 この前も引用した朝日の6月1日の記事に戻る。「同じ頃、経済官庁出身の官邸官僚発案で布マスクを全戸配布する構想が官邸内で浮上していた。この官邸官僚は「全国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えますから」と首相に進言したという
 国民の不安を消すためのマスクだったわけだ。不安を消すためにはマスクが有効に活用されなければならないと思うんだが。どうして2枚のマスクで我が家の6名が満足できるだろう?人をバカにしたような政策だと思う。

馬場秀幸  カテゴリー:その他