雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

7月13日 参議院選挙敗北の総括その2

2022.07.13

 森さんは、新潟県知事選挙で片桐候補を積極的に応援していた。私はその姿勢については評価している。
 ただ、その大敗の結果を受けて、森さんは、社共と市民連合の共闘よりも立憲・連合中心の選挙に軸足を移した。これについても、やむをえない選択だったとは思う。
 しかし、その結果、狭い選挙運動になってしまったのではないだろうか?それぞれの地域でやり方は多少違っているかもしれないが、候補者の演説会の応援演説には立憲民主党の国会議員にだけ演説をさせる、地元の議員は前に立たせて挨拶だけ、その一方で労働組合の連合の役員には格別の配慮をみせる。選挙運動はこのような姿勢で一貫していた。無党派や他党の支持者の人々は興ざめをしたものと思う。
 連合・立憲に軸足を移すのはいいのだが、連合・立憲の力だけで勝てるとでも考えていたのだろうか?もっと他党と一緒に選挙を闘うという姿勢を見せるべきだったのではないだろうか?
 

馬場秀幸  カテゴリー:その他