雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

7月18日 仲野太賀の『拾われた男』第4回 安藤玉恵の演技が光る

2022.07.18

 仲野太賀の『拾われた男』第4回。ますます面白くなってきた。
 
 松戸(仲野太賀)が、バイト先の新人の比嘉結(伊藤沙莉)に惹かれ告白し、結も、元ボクサーの彼氏との腐れ縁を断ち切って松戸を受け入れる。ラブストーリなんだが、バイトの上司山下(安藤玉恵)が、結のアパートのこたつに入りながら、松戸に結への気持ちを確認する場面が何とも迫力がある。

山下「ちゃんと覚悟はあるのかと問いたい 一生懸命な娘と付き合うっていうのは一生懸命な覚悟がいるだろ男女差別になるけど、男ってのは一生懸命な女の足を引っ張る傾向があるだろ引っ張られたんだよ私は・・・。大丈夫なのか松戸氏は、一生懸命を受けてくれるのか」(ちなみ山下(安藤玉恵)の足を引っ張ったのはプロレスだった)

 松戸「俺・・・今まで生きてきて一生懸命になったこと多分無いです。山下さんさんのいうように足を引っ張る人間かもしれない。現に今、田舎に帰る塚本(要潤)の足、引っ張りたくてままりません。一人になるのが怖いんです。そういうずるい人間です。
 でも、比嘉ちゃんとおったらちゃんとせなあかん思えるいうか。なんか彼女とおるとそれこそこの人を守りたい思えるいうか。でも守りたいのになんやめっちゃ守られているように感じてたまらんのです。一緒におりたいんです。一緒におりたいんです」
 
 安藤玉恵もドスが効いてていいなあ。
 

馬場秀幸  カテゴリー:書籍・映画