雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

8月16日 コロナのとばっちりその37 みんな手厳しいなあ・・・。

2020.08.16

 共同通信委員論説委員・古口健二さん。安倍首相の著書「美しい国へ」の一節を紹介する。「私は政治家を見るとき、こんな見方をしている。それは「闘う政治家」と「闘わない政治家」である」「「闘う政治家」とは批判を恐れず行動する人、「闘わない政治家」は決して矢面に立とうとしない人」。「首相はかつて自分が何を書いたか忘れてしまったようだ」と手厳しい(新潟日報2020.8.16「「闘う政治家」どこへ」)。
 朝日新聞編集委員・福島申二さん。「感染再急増の局面になった今、政府与党は厄介ごとの責任からにげているかのようにみえる。首相も出てこない。国会は閉じられたまま、政治の放つ無責任な空気が、寄る辺のない無重力感に国民を置き去りにしている。」そして、かつてケネデイ大統領がキューバ危機のとき苦悩しながらも自分を鼓舞するかのように「今週は給料分のは仕事をしている」とウインクしてみせたという余話を引用しながら、「すみやかに国会を開いて、首相も各政治家も給料分の仕事をするときだ」と主張する(朝日新聞2020.8.16、日曜に想う「政治の責任 給料分の仕事とは」)。
 みんな同じこと考えている。手厳しいけれど真実である。

馬場秀幸  カテゴリー:その他