雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

8月30日 仕事のこと~ 依頼者に恨まれた。

2022.08.30

 起訴されたらすぐに保釈請求を出してくださいねと言われていたのに、それをすっかり忘れてしまっていた。
 慌てて保釈請求書を提出し、接見に出向いてそれをわびたが、依頼者からは恨まれた。翌々日には手紙までもらってしまった。「保釈請求をしていないと聞かされて、その日はさすがに眠れませんでした。私は、あなたを全面的に信用していたので、本当に残念に思いました・・・」と書かれていた。
 勾留されている人のほとんどは一刻も早い釈放を望んでいる。一番大事なことを忘れられてしまったのだから、恨んで怒って当然である。

馬場秀幸  カテゴリー:仕事