雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

 家庭内暴力に立ち向かうにはどうしたらいいのか。

2019.06.12

 (昨日の続きで次のようなことを考えた)
 相手方の家庭内暴力から逃れるため、それを解決するためにはどうしたらいいのか。
 家庭内の紛争の解決として一般的に言えることは、その紛争を表に出して表面化させることだ。
 家庭内の出来事は外からは見えない。それをいいことに力を持つ人が相対的に弱い者に向けて暴力的行動をとったり威圧的振る舞いをする。
 だから、その行い自体を表に出す。表に出すというのは、現代日本で言えば、調停沙汰、訴訟沙汰にすることだ。そうすれば、家庭内における実力の関係が法の力によって規律されることになる。そして、自分の側に弁護士という法律の専門家を味方につければ、力関係も対等になり、対等に渡り合えることになる。
 あとは、家庭内で支配されて逃げたい気持ちさせなくなるような人が、どのように法という世界に気付き接近を求めてくるか。その道を明るく整備しておくことが必要だ。その意味で弁護士事務所の敷居はもっともっと低くなったほうがいいんだよね。

馬場秀幸  カテゴリー:仕事

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