雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

10月10日 ボクの筆箱知りませんか?

2022.10.10

 また、筆箱が見当たらなくなった(今は「筆箱」ではなく「ペンケース」なのだろうか)。
 その中には大切なモノが詰まっている。サインペン1本、ボールペン2本、赤色のラインマーカー2本、鉛筆1本、15センチ物差し1本、それとカッター1本。どれも仕事をするには欠かせない道具。
 いつも携帯しているからこそ、それが見当たらなくなると、手足をもがれてしまったようで何よりも仕事への意欲が失われていく。自分の1日2日前の行動歴を確認し、立ち寄った先に電話入れる。「ボクの筆箱知りませんか?」裁判所に電話をしたこともあれば、東京駅の忘れ物担当部署に電話したこともある。相手は迷惑だろうなあ。
 事務所では、変な行動をとる。やたらと床をみたり、ファイルに紛れ込んでないかとファイルをひとつづつ確認したり。だから、職員はすぐに気づく。「またどこかに置いてきたね?}
 幸い、今回は一日で見つかった。机の下に落ちていた。この見つかった時の喜びは何ともいえない。でも、二度と味わいたくもない。
 
 

馬場秀幸  カテゴリー:日常