雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

8月7日 「藁」になりたい

2022.08.07

 事務所のホームページから、ある男性が「藁にもすがる思いで」事件の依頼をお願いしたいと申し込まれてきた。
 たしかに、怖い事件で一人で対応なんてとてもできない。依頼を受けることにした。
 
 「藁」は、「わらしべ長者」の藁(わら)である。昔、毎日真面目に働いても暮らしが良くならない男がいた。貧乏から何とかして逃れようと観音様に願をかけたところ、「初めに触ったものを、大事に持って旅に出なさい」とのお告げをもらった。男は観音堂から出るやいなや石につまずいて転び、偶然1本の藁しべ(藁)に手が触れた。そこから、その男のサクセスストーリーが始まる。

 「藁」は幸運をもたらすものと考えられているのかな? 男性の「藁にもすがる思い」を聞いて、オレは「藁」になりたいと思った。

馬場秀幸  カテゴリー:その他