7月11日 高田世界館でポン・ジュノ『吠える犬は噛まない』
高田世界館の特集上映「鬼才 ポン・ジュノの世界!」第2作目。また観てきてしまいました。 郊外のマンションに住む大学教員の話。。 なかなか教授になれず家でも肩身が狭い。腹いせにマンション内で他人が飼っていた犬を地下室 …
高田世界館の特集上映「鬼才 ポン・ジュノの世界!」第2作目。また観てきてしまいました。 郊外のマンションに住む大学教員の話。。 なかなか教授になれず家でも肩身が狭い。腹いせにマンション内で他人が飼っていた犬を地下室 …
『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督の特集が高田世界館で企画されている。 第1回目が『殺人の追憶』だ。 チラシには「ミステリーの最高傑作」とされていて期待したが、犯人は結局のところ誰なのかわからず、単純明 …
今まで村上春樹さんの本は読んだことがありません。自分の周りの知人友人で愛読している人をしなかったし、薦めてくれる人もいなかったから。何よりも現代のベストセラー作家は自分には縁遠いと自ら思い遠ざけていたのかもしれません。 …
これは、3年前に高田世界館で観た映画。NHKBSプレミアムで放映されたため、録画。自分の空き時間に少しづつ観ています。映画と違ってテレビ録画は五月雨視聴ができるのがいい。 韓国ソウルの父子家庭で貧しいタクシー運転手( …
凄い映画だった! フランスの犯罪多発地域で生きる人々の群像劇。背景には貧困、差別、移民問題。権力を振りかざし抑圧の限りを尽くす警官に、移民の子どもらが結束して対抗する。その姿が過激だけれどカッコよく未来へのかすかな希 …
遠藤周作の『私が・捨てた・女』にステキな一節がありました。 「天井のしみ跡をみつめている。ぼくはそれをみるのが好きだ。子供の頃、腹痛を起こして学校をやすんだ日は、いつもとちがった静かな家のなかで天井のしみ跡をじっと眺 …
5連休ですが、毎日事務所に詰めて仕事をしています。いろいろ仕事が溜まっておりまして。 それでも、時々休み時間をとり本を読んでいます。 遠藤周作『イエスの生涯』遠藤周作がいろんな文献を読んで日本人としてのイエス・キリ …
映画「子どもたちをよろしく」がシネウインドで上映される。 この映画を企画したのは、元文部省官僚だった寺脇研さん。「オリンピックやカジノなど、景気を気にしてばかりの社会の在り方に「違和感を抱いている」と言う。「景気は子 …
朝日新聞の3月14日のbe on Staturdayの一面の「フロントランナー」はブレイディみかこさん。 家は裕福ではなかった。親は交通費のかからない近所の高校でいいといったが、中学の先生の勧めで私立高校に進学した。 …
今日は映画2つに本1つ。 〇『ジュデイ 虹のかなたに』(イギリス) 「オズの魔法使い」「スター誕生」の主演で人気を博したジュデイ・ガーランドの晩年の孤独な姿を描いた映画。「他人の寂しさも包み込むような歌声が心に染みる …