雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

年: 2019年の記事一覧

高橋ユキ 『つけびの村』

2019.12.09

 本の感想ってのは読んでから書くんでしょうが、最近は書くことがないので読んでいる最中から紹介させていただきます。  高橋ユキ『つけびの村』(晶文社)  これは、2013年夏に山口県周南市の人口僅か12人の集落で起きた5人 …

大学入試の国・数の記述式の見送りもよかったのではないでしょうか?

2019.12.08

 「自らの力で考えをまとめたり、相手が理解できるよう根拠に基づいて論述したりする思考力・判断力・表現力を評価することができる」これが、文科省が説明してきた記述式導入の意義だそうです(新潟日報2019.12.8「入試改革の …

遊川和彦 「同期のサクラ」がおもしろい

2019.12.07

 「同期のサクラ」がおもしろいと評判です。私は、まだビデオに録画していた1~3話までを観ただけなのですが(テレビでは終わりに近づいているようです)。  脚本家は遊川和彦。「女王の教室」「家政婦のミタ」、最近では「ハケン占 …

頭の中がいろいろいっぱいになってしまったときどうするか?

2019.12.06

 仕事がいろいろたまったり、やらなければならない雑事がありすぎてどれから手をつけていいのかわからなくなったり。 そういうときは、真っ白な紙にすべてをかき出します。世間で「to doリスト」って言われているやつでしょうか。 …

高田は氷雨。東京は晴れ。

2019.12.05

 今日は今週二度目の東京高裁。大丈夫だろうと思ってコートも羽織らずに上越妙高駅まで来ました。寒かった。でも、東京に着くといい天気。そして、夕方帰るとまた雨で。雨に濡れながら車に乗って事務所に戻りました。寒かったなあ。   …

まだ始めたばかりの事件ですが。

2019.12.04

 知的障害を持った方の事件を受けました。知人に言われるがままにネットでお金を借りる契約をしたのです。 しかし、この方には契約をしたという意識がありません。この方が知らないところで、借りたお金は知人が使ってしまったようです …

政治がなぜか上滑りしているんだよなあと感じる今日この頃

2019.12.03

 相続財産管理人の仕事で死亡された人(相続人がいない)の自宅を解体することになった。  現場に着いたら、重機の運転席からオペレーターが出てきた。見たら見覚えのある方だった。「どこかで会ったよね?」と聞いてみたら、10年前 …

明石順平『データが語る日本財政の未来』

2019.12.02

 今日は新幹線の車内でこの本を読みました。  作者は1084年生まれの弁護士さんです。前著は『アベノミクスによろしく』(集英社インターナショナル新書)、アベノミクスの問題点をわかりやすく指摘した本でベストセラーになりまし …

トップは、何か起きたときに辞めるためにいるんだから

2019.12.01

 土曜日の二つの学習会が終わって少し楽になりました。 (あいちトリエンナーレ補助金不交付の話題)  青柳正規さん(文化庁前長官 東大名誉教授)はあいちトリエンナーレの補助金全額不交付に関してこんなコメントをされています。 …

いろいろな質問があって充実した勉強会でした

2019.11.30

今日は午前中板倉区に行って相続・遺言の話をさせてもらった。 相続・遺言の基本的な話になると、大体の流れは決まっていて、相続⇒相続人⇒相続分⇒遺産分割⇒特別受益⇒寄与分、そして遺言⇒遺留分と続く。なるべく1時間で話が終わる …