雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

カテゴリー: その他の記事一覧

台東区長 ホームレス拒否で謝罪だとか。

2019.10.15

 謝罪して当然と思います。  避難所は、台風被害から避難しようとした人々を助けることが目的で、区民かどうかなんて本当は関係ない。  もちろん、台東区という行政の心情もわからないわけではありません。税金払ってないとかいろい …

芸術に対する公的助成の在り方ー芸術の評価は文化専門職に任せるべき

2019.10.14

 音楽,演劇,舞踊,映画,アニメーション,マンガ等の芸術文化は,人々に感動や生きる喜びをもたらして人生を豊かにするものであると同時に,社会全体を活性化する上で大きな力となる(文化庁のホームページより)。だから、国が教育や …

平野啓一郎 徴用工問題の韓国大法院判決文も読まないような出演者にコメントさせるな

2019.10.13

 やっと台風が通りすぎた。南の空には月も見えている。上越地域の被害はあまりないようだけれど、お隣の長野県では千曲川が氾濫して大きな被害が発生している。リンゴの収穫の時期。心配だ。  朝日新聞は10月11日から識者に「日韓 …

宮本亞門 人生面白がっていいではないか。

2019.10.11

 「失恋して、ぼろぼろ泣いていても、客観的に周りから見たら、もう、本当に人間っていとおしいよね、となるんですね。演劇という、人間が人間を観察していくことを、僕たち舞台人はやっている。だから僕は、日々、がんを含めた人生を面 …

表現の不自由展の根っこには教科書検定と同じ問題が横たわっている。

2019.10.10

 教育や文化水準の向上という国家的課題からすれば、教育や文化に国が予算を支出することは当然のことだ。しかし、金を出すなら口も出すということになら、表現の自由の制約になる。公的援助と表現の自由との調整をどのように図ったらい …

ピーターバラカン「英国はもはや強くない」

2019.10.09

 英国のEUからの離脱期限が10月末に迫る。  ピーターバラカンは、ボリスジョンソン首相の「大英帝国の栄光よ、再び」というキャンペーンが奇妙だという。なぜなら英国はもはや強くないからだ。  「過去の栄光をもし語るならば、 …

日弁連会長選挙のチラシでわかる弁護士業界の現況

2019.10.06

 来年は日弁連会長選挙があるみたいで、たびたび立候補に意欲のある方々から事務所にファックスが送られてくる。もしかしたら4、5人が立候補するのかなと思うくらい頻繁にくる。そのチラシを読むと今の我々の業界の現況がわかる(以下 …

返却する本ではなくて自分の蔵書を図書館に持っていく。

2019.10.05

 図書館の本の返却期間が過ぎていた。それに気づいて本を携えて返却しに行ったのだが、あわてていたのだろうか、返却するべき本ではなくて、それと同じサイズの自分の蔵書をカバンの中に入れてきた。図書館のカウンターで「返します」と …

認知症診療の第一人者「長谷川和夫」が認知症を生きる。

2019.10.02

 「昔はね、認知症というガチッとした状態があって、なったらなったでそれっきりと思っていた。とんでもない間違いでした。認知症というのは決して固定した状態ではなくて、認知症とそうでない状態は連続している。つまり行ったり来たり …

「変わる家族」。でも変わらない不変のものもある。

2019.10.01

 朝日新聞9月25日付「変わる家族 意識は?」  夫が働き妻が専業主婦で子が二人。国の統計などで使われる標準世帯は今や5パーセントに満たないという。  体は女性、心は男性の「トランスジェンダー」杉山文野さん。パートナーの …