雪の街だより 高田在住の弁護士馬場秀幸のブログです

月別: 2019年10月の記事一覧

宮本亞門 人生面白がっていいではないか。

2019.10.11

 「失恋して、ぼろぼろ泣いていても、客観的に周りから見たら、もう、本当に人間っていとおしいよね、となるんですね。演劇という、人間が人間を観察していくことを、僕たち舞台人はやっている。だから僕は、日々、がんを含めた人生を面 …

表現の不自由展の根っこには教科書検定と同じ問題が横たわっている。

2019.10.10

 教育や文化水準の向上という国家的課題からすれば、教育や文化に国が予算を支出することは当然のことだ。しかし、金を出すなら口も出すということになら、表現の自由の制約になる。公的援助と表現の自由との調整をどのように図ったらい …

ピーターバラカン「英国はもはや強くない」

2019.10.09

 英国のEUからの離脱期限が10月末に迫る。  ピーターバラカンは、ボリスジョンソン首相の「大英帝国の栄光よ、再び」というキャンペーンが奇妙だという。なぜなら英国はもはや強くないからだ。  「過去の栄光をもし語るならば、 …

反対尋問

2019.10.08

 この一か月、刑事事件の反対尋問の準備に時間を費やした。  本当に難しい。  準備は万全にしていたとしても、本番で集中力に欠けると臨機応変な対応ができなくなる。反対に、本番に集中していても準備が足りないと、効果的な反対尋 …

今月は5件の法律相談となりました。

2019.10.07

 今月は5件の無料相談の申し込みがありましたが、今日はとりあえず3名の方のお話を聞きました。  一つは、十数年前に私が破産の依頼を受けて破産免責をした方の相談。電話料金がどうも債権者リストから漏れていたらしく今になって請 …

日弁連会長選挙のチラシでわかる弁護士業界の現況

2019.10.06

 来年は日弁連会長選挙があるみたいで、たびたび立候補に意欲のある方々から事務所にファックスが送られてくる。もしかしたら4、5人が立候補するのかなと思うくらい頻繁にくる。そのチラシを読むと今の我々の業界の現況がわかる(以下 …

返却する本ではなくて自分の蔵書を図書館に持っていく。

2019.10.05

 図書館の本の返却期間が過ぎていた。それに気づいて本を携えて返却しに行ったのだが、あわてていたのだろうか、返却するべき本ではなくて、それと同じサイズの自分の蔵書をカバンの中に入れてきた。図書館のカウンターで「返します」と …

親を選ぶ自由はボクらにないが、親に束縛される義務もない。

2019.10.04

 親に散々せがまれて借金をしてアパートまで自分名義まで契約させられたが、家賃や生活費の支払いをするのは自分だけ。そんな生活がイヤで親の元から逃れてきた。ところが、自分名義で借りたアパートにはまだ親が住んでいた。家賃の支払 …

青田南葉山を行く

2019.10.03

 日曜日、ボクは南葉山に出かけた。最近は土日のいずれかは休むようにしている。仕事が忙しいがかといって休みも取らないと能率が落ちる。夜よりは朝のほうが仕事ができる。1~2時間仕事に集中すれば後は続けても仕事が全くはかどらな …

認知症診療の第一人者「長谷川和夫」が認知症を生きる。

2019.10.02

 「昔はね、認知症というガチッとした状態があって、なったらなったでそれっきりと思っていた。とんでもない間違いでした。認知症というのは決して固定した状態ではなくて、認知症とそうでない状態は連続している。つまり行ったり来たり …